2012年11月2日金曜日

いきなり寒くなってきた。
霜月である。

東北の震災において「絆」という言葉が盛んに使われるようになってから久しい。
ここでいう「絆」の意味は、「何らかのきっかけで生じた、今まで比較的疎遠であった者同士の結び付き。」である。
最近、「あの「絆」は一体どこへ行ってしまったのだろいうか。」
という気がしてならない。

震災復興のための予算が、震災とはまったく関係のないところの耐震工事に使用されること。
被害者に届くはずの義捐金が途中で行方不明になってしまったこと。
震災瓦礫を放射能汚染を理由に拒むこと。


どうも「絆」という言葉は、誰かが誰かに対して、都合のいいようになるよう使われた言葉であるような気がしてきた。


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