紅葉というのは、「紅」の「葉」と書いて、紅色の葉のイメージが強いが、「黄葉」と書いて、黄色の葉もなかなか良いものだ。
この黄葉は、虎屋工房(御殿場東山)の庭林にあった「桂」の木の黄葉である。(実は最初はなんの葉っぱか分からず、図鑑で調べた結果「桂」の木と判明したのである。)
葉はハート型で可愛らしい感じの葉だ。
中国の伝説では「桂」は「月の中にあるという高い理想を表す木」ということである。
ただし、中国でいうところの「桂」は実際は、「木犀」の木のことで、どこでどう間違えたか、日本の「桂」とは違っているそうだ。
まあ、そんなことはどうでも良い。
この黄色の「桂」も、月にあってまったく違和感のない木なのである。
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