そもそも、サラダというものは生野菜に塩をかけたものが起源だという。
Wikipediaによると、古代ギリシャ・ローマの時代にはすでに生野菜(主にキュウリなど)を食す習慣があり、「サラダ」の語源は調味料の「塩」を意味するラテン語の「サル」(sal)または「塩を加える」を意味する動詞「サラーレ」(salare)にあり、当時のサラダの原形が塩を振りかけて生野菜を食することにあったことをうかがわせるそうだ。
さて、話はポテトサラダに戻るが、ポテトサラダの中には生野菜はキュウリ以外あまり存在していないのである。だいたい主役のポテトが生ではないのだ。それなのに、堂々とサラダを名乗っているのは実に奇妙である。
このことはジャガイモ(ポテト)が謙虚すぎることに原因がありそうだ。自分が主役であるのにすでに茹でられてしまっている、したがって大声で主張することができない。なんと哀しいことか。
じゃがいもよ、もう黙っていることはない。意を決して「サラダ」の名を捨てよ。(ワタシも陰から応援しているから。)
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