十月十日から十一月八日まで、今回はずいぶん長い展示期間であった。その中で土曜・日曜・祭日が十日ほど、この間すべての日を会場待機したのである。労いの言葉は少なかったが、これは自分で自分を褒めてやりたい。もう、何と言ってもトシなのですから。
今日は「蓮」である。
実際の色はもう少しくすんでいるのであるが、パソコンで操作して明るい色にしてみた。
蓮(はす)
以前、この花の名を「睡蓮(すいれん)」「睡蓮」と連呼したのだが、実はこの花の名は「睡蓮」ではなく、「蓮(はす)」であった。
実際「「蓮」と「睡蓮」は間違えやすいらしい。
それでは、「蓮」と「睡蓮」の違いは一体どこかというと、まず「葉っぱ」であるそうだ。「蓮」の葉の方には「切れ目」がない。それに対して「睡蓮」の方には、葉に「切れ目」があるのだと。
また、撥水性の差もその違いである。
「蓮」の葉は強烈に「水」をはじく、一方「睡蓮」の方は、それほど「水」をはじくことはないということである。
さらに「蓮」の方は、水面から花の部分が突き出しているのに対して、「睡蓮」の方はほぼ水面に咲くそうである。 「知ったかぶり」はあまりするものではありませんね。
もっとも、ヨーロッパでは、「蓮」も「睡蓮」もまとめて「ロータス」という名を使うということである。
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