来年の干支は「戌(いぬ)」であるが、これを六十干支で表すと、戊戌(つちのえいぬ)となる。
六十干支とは、「子(ね)」から始まり「亥(い)」で終わる十二支に、「甲(きのえ)」で始まり「癸(みずのと)」で終わる十干を組み合わせたものである。
従って六十干支の始まりは「甲子(きのえね)」であり、終わりが「癸亥(みずのとい)」となる。
因みに「甲子園」の「甲子」は1924年の「きのえね」の年に造られたということだ。
さて、「干支」を「えと」と読むのは何故かというと、これは中国の「陰陽五行説」からきているという。
陰陽を「兄(え)=陽」と「弟(と)=陰」になぞらえて「えと」言う。
また「きのえ」の「き」は、「五行」の「木・火・土・金・水」からきている。
つまり、「木と兄」を合わせて「きのえ」なのだそうだ。
なかなか複雑なんですな。
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