2017年12月17日日曜日

ヒラメとカレイ

御殿場では今シーズン初めての雪。
ほんのわずかで、パラパラっと降っただけではあるが、白い雪にはちがいないのである。

夜のテレビ番組で「カレイとヒラメの違い」というのをやっていた。

まず見た目であるが
「左ヒラメに右カレイ」などといい、目を上にして置いたとき、右向きになるのが「カレイ」、下の画像のように左向きになるのが「ヒラメ」とされている。
「カレイ」「ヒラメ」ともに海底に擬態で隠れ捕食する魚であるが、「ヒラメ」が自らの体色を変化させるのに対し、「カレイ」は海底の砂に潜って身を隠すためでである。
また、獲物も「ヒラメ」は成魚になると近づいてきた小魚などを海底から舞いあがって捕食するが、「カレイ」はゴカイなどを待ち伏せして捕食するため、「ヒラメ」のほうが口が大きく、歯も鋭く尖っている。
このため、「カレイ」は煮つけやから揚げで食されることが多いが、「カレイ」よりよく動く「ヒラメ」は、身が締まっているため火を通すと硬くなるので、刺身などで食されることが多い。
ちなみに「カレイ」「ヒラメ」も稚魚の時は、普通の魚同様、体の両側に目があり、成長とともに移動していく。

この先どうなるか分からないが、少なくとも現在はヒラメが高級魚、カレイは大衆魚である。
同じような魚でも、ずいぶん差が出たものだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿