2017年7月25日火曜日

白い猫でも黒い猫でも




加計学園に関する参院予算委員会の国会中継を見ていると、参考人として、元愛媛県知事なる人物が出てきて、次のような発言をした。
「自分はずっと前から愛媛県に獣医学部のある大学を望んできた。加計学園を特に望んだわけではない。白い猫でも黒い猫でも、ネズミを捕まえる猫はよい猫なのである。」

ン?
「白い猫でも黒い猫でも」?
なんか聞いたことのあるフレーズだなあ、と思って手元にあった週刊誌を見ていると、偶然にもこのフレーズが書かれていた。

これは中国の鄧小平が使っていたフレーズであり、「社会主義(白い猫)でも資本主義(黒い猫)でも、経済を発展させる(ネズミを捕る)のが正しい政策だ」の意味となる。

もともとは、四川省のことわざであり、四川省出身の鄧小平が好んで使ったフレーズ、ことわざの意味は「見た目の違いよりも実質(実際の働き)が大事」だという。

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