2017年7月6日木曜日

七夕は何故「たなばた」と読むのか。

明日は七夕。
節句のひとつである。
ところで、七夕を「たなばた」と読むのはどうしてだろう?
どう考えても「七」は「たな」とは読まないだろうし、「夕」も「ばた」とは読まないだろう。

こんな時、「ナンデモシラベルオジサン」は直ぐに調べるのである。

七夕とは、陰暦七月七日及びその日に行なわれる「星祭」の行事を言うのだそうだ。
ではなぜ「たなばた」かというと、中国の牽牛と織女の伝説が、日本固有の棚機女(たなばたつめ=棚に設けられた機によって神の来臨を待ち、神とともに一夜を過ごす聖なる乙女)の信仰と習合して成立したということである。
(折口信夫 説)

つまり、「棚機女」の「棚(たな)と機(はた)」が独立して、「星祭」の行事に割り込んできたのだろう。



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