2016年12月30日金曜日

きゃりーぱみゅぱみゅ 「最&高」

札幌で知り合った金魚ちゃんからメールあり。
このブログを見てくれているとのこと。
それにしても北海道の人は、どうしてみんなおおらかなんだろう。
羨ましい限りである。

日本レコード大賞の発表番組を見ていると、ビジュアル系歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが登場。
「最&高」という曲を歌っていた。

「最&高」ですぜ。
「にんじゃりばんばん」以来、その歌詞のインパクトの強さに感心していたのだが、中田ヤスタカ君、またやってくれましたね。

なんと言っても二字熟語をその真ん中でぶった切ってしまったのだ。
これはもう驚愕という他無い。
四字熟語であれば二字づつに切っても、二字の意味として、結構独立した意味での解釈が成り立つ。
例えば「傍若無人」であれば、それぞれ「傍若」と「無人」として意味を成すのだ。

しかし、「最高」という二字の場合は、「最」は「高」という文字を修飾しており、「最」&「高」なると、(&は等位接続詞であるが故)意味は「最」と「高」を並列させることになるのだ。
これでは意味がまったく通じないではないか。

ワタシはこの歌詞にケチをつけているのではない。
むしろ、その逆である。

今までのセオリーをまったく無視した斬新さに感心しているのである。
下の歌詞を見てもらうと分かるが、「最&高」が繰り返される部分は、奇数行の「最&高」に言わば「掛け声的」な意味を持たせ、偶数行の「最&高」には「&」を取って、「最高」の意味を与えている。
つまり、「最&高 みんなと今日は最高になりたいわ」と、なるのである。

うーん、なかなかやるな。



    作詩・作曲 中田ヤスタカ
    
    「最&高」

0 件のコメント:

コメントを投稿