朝のテレビ番組にアニメ「君の名は」をプロデュースした川村元気という人物が登場していた。
すでに「電車男」「告白」「モテキ」「バケモノの子」などの映画を手がけており、現在の日本映画界で最も注目を集めているヒットメーカーだという。
さて、彼の話の中で非常に興味を覚えたのは、「何かを得るためには、何かをを失わなければいけない」というテーマの話であった。
彼が以前、携帯電話を落とした時に、電車の中で何もやることがないから窓の外を見ていて、虹が見えたことがあった。
他の人はというと、みんな携帯をいじっていて、虹に気づいていない。そこで彼は思ったそうである。
「何かが(携帯が)なくなることで見つかる景色ってあるんだな」と。
既成の価値観を捨てることによって、新しい世界が見えるということはよくあることだ。
彼は「価値観を捨てるための一人旅」をよくするそうだが、彼の原点はきっとそこにあるのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿