天気予報によると、今晩は静岡県東部の山間地では雪とのこと。
ん?
雪?
まだ十一月ですぜ。
というわけで、午前中に娘の車のタイヤ交換、そして自分の車の自爆修理からの引き取りと、結構忙しい時間を過ごした。
午後は一転、ジャズ三昧。
今日のようにどんよりした日は、ビル・エヴァンスに限る。
この間TUTAYAからレンタルしてきた「Undercurrent」を聴いてみた。(写真はアルバムのジャケット)
中山康樹がこのアルバムの紹介の中で、こんなことを書いている。
「エヴァンスの七不思議のひとつに、なぜエヴァンスが演奏するスタンダード・ナンバーは恥ずかしくないのか?が挙げられる。つまり、エヴァンスの場合、スタンダード・ナンバーが漂わせる年寄り感、それを聴くときにうっすらと感じる気恥ずかしさがない。エヴァンスが若い世代に抵抗なく受け入れられる要因を求めるなら、これではないか。すなわちエヴァンスが演奏するスタンダード・ナンバーは加齢臭や時代色を感じさせず、今現在の音楽として、新しく、かっこよく響く。」
中山康樹が言っているのは、古いものを新しいものとして置き換える能力が、エヴァンスは抜群であるということなのだろう。
ワタシも教員として斯くありたい、と思う今日この頃である。
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