「マシューランド」というスペイン映画を観た。
スペイン映画は(スペイン映画だけでもなかろうが)、映像が印象的なのである。
スペインの田舎町を舞台に、連続少女惨殺事件を追う二人の刑事の目を通して町にうごめく深い闇を描き、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で作品賞・監督賞など十部門を獲得したクライムミステリーなのだそうだ。
「マシューランド」とは、湿地帯のことで、この映画の主題たる「人間の心の闇」を意味しているようだ。
ストーリー自体はよくあるやつで、二人の刑事の設定はベテラン刑事と若い刑事、さらにベテラン刑事の方は、過去に他人には言えないような闇をもっている。
この二人の刑事が衝突しながらも、事件を解決していくといった設定である。
さて、最初に映像が印象的と書いたが、今回の映画は田舎の景色を空の上から俯瞰するように描いている。
それが何か不思議な模様のように見えるのだ。
さすが有名な画家を多く輩出している国だね。
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