先週、ビートルズ特集の番組があったのだが、それに触発されて今日は再び以前録画しておいたビートルズの「レッド・アルバム」を観た。
今さらながらポール・マッカトニーとジョン・レノンの作曲家としての才能には驚く。
ただ、ポールとジョンの作曲の仕方にはかなり差があるようだ。
ポールが感覚にまかせて楽々と作曲するのに対して、ジョンの方は苦しみながら、そして攻撃的な作曲をする。作曲のためにはアルコールや瞑想、さらにLSDにまで手を出してしまうといった「生みの苦しみ」を経験したりもする。
それは自分の命を削るような作業だ。
一方、ポールの方は楽しそうに、あっという間に曲を作ってしまういう。
有名なエピソードがあの名曲「イエスタディ」だ。
この曲はポールが就寝中に出来上がったのだと。
朝、起みると頭の中に曲が出来上がっていた。
あまりに簡単にできてしまったので、周りの人間にその曲を披露して、過去に聴いたことがあるかどうか確認したところ、誰も聴いたことがないと言う。
そこで、その曲を自分の曲とした。
なんと、最初この曲には「スクランブル・エッグ」なるタイトルが付けられていたそうだ。
「スクランブル・エッグ」ではきっと流行らないだろうね。
写真は「イエスタディ」の入っているアルバム「HELP」
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