2016年5月31日火曜日

山中湖


週休日だったのでフラフラと出掛ける。
御殿場というところは、神奈川県でも山梨県でも三十分そこそこで行くことができるのである。
今日は山梨の気分であったので、籠坂峠を越えて山梨県までのドライブであった。

典型的な避暑地である山中湖周辺は、もう夏休みバージョン。
湖に漕ぎ出すボートであるとか、湖岸を走る自転車の準備は準備万端であるようだった。

明日からは六月だものね。

2016年5月30日月曜日

走行距離八万キロ

我が車のメーターである。

勤務終了後、車の走行距離を見ると八万キロのチョイト手前であった。
七万九千九百八十何キロか、そのあたりだったと思う。
自宅にたどりつくまでには確実に八万キロとなる。
八万キロになると、一の桁から千の桁までのすべてがゼロを表示する。
その瞬間が見たくて、チラチラと距離メーターを注意して走っていたのだが、これが年寄りの哀しさ、うっかり忘れてしまい、気がつけばその瞬間を見逃してしまっていた。

まあ、どうでもいいことだが何か悔しい気がして、仕方がないので八万八キロの写真を撮ってみた。
この車に乗り始めて約四年半、よく走ったものじゃ。

2016年5月29日日曜日

ビル・エヴァンスのピアノタッチ

強い陽射しの中、図書館まで歩いて出掛ける。
借りてきた本の中に、文藝別冊「ビル・エヴァンス」があった。
これは、ビル・エヴァンス(ジャズピアニスト)についての論文を集めたものであるが、なかなか面白い。
藤井郷子という日本人ピアニストのエッセイにはこんなことが書かれていた。

「エヴァンスのタッチはクリアで澄んでいて鋭くて、彼の音楽そのものが、たったひとつの音でも表現できるような音をしている。」

フムフム、確かにそうだ。
エヴァンスのピアノは、私でも聴き分けられる。
さらにエッセイは続く。

「エヴァンスのタイムフィールも独特だ。いわゆるスイングとよばれる八分音符のはね方が、他のピアニストと極端に違う。彼のスイングはほとんどイーブン、つまりはねていないのだ。ふつうジャズを弾くときにはオンビートの音を後にずらす。ところがエヴァンスはオンビートをビートのトップに出す。こうすると、いわゆるビハインドビートのタメが少なくなり、ずれた裏の音だけが極端に後ろに聴こえる。つまり、よりはねた感じに聴こえる。」

おおー、そういうことか。
さすがにジャズピアニストである。
実際にピアノをプレイする人というのは、やはりすごいね。


2016年5月28日土曜日

電柱が犬のトイレということは。

車を運転しながら外を見ていると、女性に連れられて犬が散歩をしていた。
「犬が散歩をしていた。」となると、犬が主体的に散歩をしていることになるので、正確に言えば、「犬が(排泄のための)散歩をさせられていた。」のであろう。

さて、この「犬の(排泄のための)散歩」であるが、よく見る風景は電柱に片足を上げて、オシッコをしている風景だ。
そして、これがよく見る風景だということは、そこいら辺にある電柱は、ほとんどが犬のオシッコをかけられている電柱ではなかろうかということである。

さらによく考えてみると、我々が目にする電柱のほぼすべてが犬のトイレなんだろうということだ。
ああ、これは驚くべきことだね。

2016年5月27日金曜日

オバマ大統領の広島訪問

アメリカのオバマ大統領が日本の被爆地である「広島」を訪問し、演説をした。
いつもながら、オバマ大統領の演説というのは見事で、誠意がうかがわれる。

さて、ニュースでは、この訪問についていろいろなコメントが紹介されていたのであるが、とりわけ「広島までの道のり」を挙げたコメントには納得がいった。
すなわち、オバマは広島にいたるまでに、イラクとの関係、キューバとの関係、そして来日直前に訪れたベトナムとの関係と、かつての敵対関係をもった国々との関係修復を、着々と試みていた。

かつて、アメリカが戦争を仕掛けた国々との関係修復の試みである。
そして、クライマックスに「広島」。

うーん、そのとおりだね。
日本とアメリカとの関係は、もうだいぶ長い間敵対関係はないが、やはり、原爆投下という喉の奥にささった小骨のようなものがあったのだろう。
これは勿論、大統領とそのブレーンによる戦略(大統領の名を歴史に残すための)なのであろうが、実に見事である。
やはり、パフォーマンスということについては、日本はとても適わないだろうなあ。


2016年5月26日木曜日

夕さりつ方

現在、古典の授業において「蜻蛉日記」を講義しているのだが、その中に「夕さりつ方」という言葉が出てくる。
意味はただ単に「夕方」という意味であるのだが、「夕」と「方」の間に「さりつ」が入っている。
「さりつ」の「さり」は「去る」であろう。

この「去る」という動詞、なかなか曲者なのである。
意味としては
①進行する。
②離れて行く。遠ざかる。
③近づく。来る。
④変化する。
⑤退位する。
⑥死ぬ。
⑦色があせる。
⑧距離がある。
など多くの意味を持っている。
「去る」の基本的な意味は「進行する」であるが、ここでは「夕」という時間を表す語についているので、③の「来る」であろう。

では「つ」は何かというと、これは上代語の「格助詞」である。
所属を表し、連体修飾語をつくる。
和訳する時には、「~の」とか「~にある」となる。

以上を総合すると「夕が来るの頃」、つまり「夕方」になるのである。
なんだか、やっかいな言葉であるなあ。




2016年5月25日水曜日

ジャズとヒップホップ

昨日は「ストレートアヘッド」について書いたのだが、何故「ストレートアヘッド」などと急に言い始めたのか、説明してみたい。

実は一昨日、TUTAYAでジャズのCDをレンタルしてきたのだが、そのクレジットに次のような説明があったからである。
レンタルしてきたCDは、ロバート・グラスバー(PIANO)の「キャンバス」というトリオ仕様のアルバム。

そこにはこう書かれていた。

「ロバート・グラスバーがどれだけ慎重に、入念に、丁寧にジャズとヒップホップの間で実験を行なってきたか。それはこのセカンド・アルバムの時点で既に見ることが出来る。まずジャズの世界で結果を残そうと思っていたグラスバーは、前作に続き、ストレートアヘッドな香りが強いポスト・バップ的なサウンドを軸にしている。」

ジャズとヒップホップ、ん?
確かにジャズもヒップホップも黒人系?というか、共通項があるように思えるが、ベクトルとしてはかなり異なっている。
そこを重ねるのは相当難しいなあと、期待半分、不安半分で聴いてみる。

うーん、これは間違いなくジャズだ。
ストレートアヘッド(フォービートのジャズ)だ。
クレジットに「ストレートアヘッドな香りが強い」とあるので、それは間違いないのだが、ヒップホップがどこかにトンデしまっている。

ヒップホップの匂いを期待した自分が愚かだったか。







2016年5月24日火曜日

ストレート アヘッド

「Straight ahead (ストレート アヘッド)」というジャズでよく使われる言葉がある。

この言葉の辞書的な意味は、「まっすぐな、正統な、正統派の、直向きな」などの形容詞であるらしい。
ジャズでも「正統派の」の意味で使えばその通りなのであるが、アメリカでは「Straight ahead」というと、「フォー・ビートのジャズ」という意味が当たり前だということだ。

ジャズはフォー・ビートに決まっているじゃんか、と思っていた私にとって、「フォー・ビートのジャズ」とは、実に妙な言葉に思えた。
しかしながら、どうもこの言葉が出てきた背景には、1960年以降に「ジャズロック」とか「フュージョン(混沌)」とか、フォー・ビートのジャズとは異なるタイプのミュージックが出てきたことがあるようだ。
フュージョンタイプの音楽が世の中を席捲し始めた時に、これではイカンと思ったプレーヤー(ウィントン・マルサリス等)が「伝統的なフォー・ビートのジャズをしっかりやろうぜ。」と言ったかどうか分からないが、何はともあれ、このあたりからこの言葉は使われるようになったという。

つまり、「Straight ahead」とは「いかにもジャズっぽいジャズ」ということにでもなるのでしょうかね。



2016年5月23日月曜日

フィル・ウッズ

昨日、あるいは一昨日の写真、「ヤブデマリ」の花を上から撮ると、左のような写真になる。
やはり、面白さからすると下からの方が圧倒的に面白い。

中学時代に、アルトサックスを吹いていたという生徒がいたので、フィル・ウッズの「Alive And Well In Paris」を聴いてもらった。

フィル・ウッズは、素人受けと玄人受けの間を微妙に行ったり来たりする不思議なアルトサックス吹きである。
かつて、「タクシードライバー」という映画のバックミュージックや、ビリー・ジョエルのヒット曲「素顔のままで(Just The Way You Are)などで、哀愁漂うメロディーを吹いていた。
いわゆるポップスの世界でかなり有名なサックス奏者である。
その一方ではフィル・ウッズ&ヨーロピアン・リズム・マシーンにおいては、先ほどの「Alive And Well In Paris」というゴリゴリのジャズの名盤も残しているのだ。

てなわけで、生徒の反応が気にかかるのです。







2016年5月22日日曜日

柚胡椒ご飯

町内の清掃作業あり。
朝8時開始なので、そりゃあもうタイヘンなのです。
早起きが。

北海道の帯広では、また気温が30度を超した夏日になったそうである。

テレビで見たのか、はたまたインターネットで見たのか、記憶が定かではないのだが、「柚胡椒ご飯」というものを作ってみた。

作り方はいとも簡単。
温かいご飯に、柚胡椒をのせて混ぜるだけ。
ポイントは、混ぜてすぐ食べるのではなく、混ぜたご飯をラップで包み、むすび状態にして冷やしてから食べること。
と、いうふうになっていたのだが、実際作って食べてみると、ややしょっぱさが際だってしまい、これは失敗か?

柚胡椒の量をもう少し減らせば良いのかもしれない。

2016年5月21日土曜日

花は下から

先日、御殿場「秩父宮記念公園」で撮った「ヤブデマリ」の花である。
この花の面白いところは、花弁は五枚あるのだが、その中の一枚が極端に小さいことである。何故小さい必要があるのだろうか。
何かきっと意味はあるのでしょうがね。

花や葉を撮影する時の私のコンセプトは「下から撮る」である。
何故なら、「光が透ける」からである。
自然光であれば、当然上から「光り」が届けられる。
その「光」を花や葉を通過させ、花の下でキャッチするのだ。
そこにはひとつの世界があり、私はその「透けた」世界の虜になっているのである。

チョイト格好の付け過ぎか。


2016年5月20日金曜日

最高気温も最低気温も北海道

今日の日本列島の最高気温は北海道の32度だという。
また、最低気温も北海道の0.6度だということだ。
日本列島は一体どうなってしまうのでしょうかね。

N西では中間テストの最終日。
生徒諸君もすべてのテストが終わって、ホットしたことだろう。

2016年5月19日木曜日

一目散

「okuraギャラリー」という、蔵を利用したギャラリーが御殿場にある。
まだ蔵の中に入ったことはないのだが、興味は当然持っている。
先日、このギャラリーの前を通りかかった時に、バラが丁度咲いていたので撮ってみた。
意図的にバラを配置したのか、偶然この位置に咲いたのかわからないが、とても良い感じであった。

テレビを見ていると、「一目散に」という言葉が出てきた。
これは副詞として使用される言葉であるが、成り立ちは「一目瞭然」で使用される「一目」と、漢語の「逸散(いっさん)」の合成語だろうと言われている。

「一目」は「一目見ること」、そして「逸散」は「夢中になって駆け出すこと」である。
両方合わせて、「一目見て、夢中に駆け出すこと」なのだ。
つまり、「一目逸散」の「逸」が消えて「一目散」になったと考えられるのである。

2016年5月18日水曜日

hair&relax

「hair&relax Parlor」である。

御殿場散歩の途中に、以前レストランだったところが (確か明天とか書いてあったなあ)「ヘアー&リラックス」に変身しているのを発見。
この看板から察するところ、美容院とリラクゼーションの店なんだろうか。
これも一つの世の中の流れか。

沼津地方はもう夏。
気温が何度であったか分からないが、水曜テニスが厳しかったことは言うまでもない。
これからは、暑さ対策をちゃんとしておかなければ、老人は危ないのである。




2016年5月17日火曜日

柚胡椒(ゆずこしょう)


「柚胡椒」という調味料?がある。
うどん、蕎麦、あるいは鍋料理を食べる時に使用される調味料だ。
以前は、「柚胡椒」というくらいだから、「柚」と「胡椒」を混ぜたものだろうと思っていたのだが、実際に味わってみると、オオこれは違うよなと、うすうすは分かっていた。
ただ、「柚胡椒」の正体は何かと言われると、それは依然謎であった。

さて、そのような「柚胡椒」であるが、昨夜の深夜番組で、正体をやっと知ることが出来た。

「柚」は当然間違いなかった。
問題は「胡椒」の方だ。
「柚胡椒」の成分は、「柚」と「唐辛子」なのである。
「柚」の皮を塩漬けにしたものと、「青唐辛子」を塩漬けにしたものを、よく練り込んで作るのだそうだ。

では、何故、「柚胡椒」と「胡椒」の名が入ったのかというと、九州のある地方では「唐辛子」のことを「胡椒」と言ったのだそうだ。
「へー、そうだったのか」である。

2016年5月16日月曜日

写生

国語準備室の窓から下を覗くと、芸術科の美術専攻の生徒が写生をしていた。
三脚を立て、大きなサイズの用紙に写生する光景は、芸術科を持つ高校独特のものだろう。

この中から将来、偉大な芸術家が出るかもしれないね。

夜、8時23分、テレビから緊急地震速報。
この情報が出た数秒後に御殿場でもチョイト揺れた。
速報が出たあとに、やや強い地震を経験したのは初めてのことであった。
震源地は茨城県。
茨城県では震度5弱だという。

日本は、地震多発時代に突入したのだろうか。


2016年5月15日日曜日

五月も半ば

五月も半ばとなった。
今日あたりの天気は、いかにも五月らしい天気である。
ここのところ何が何やらわからん天気の日が多くて閉口していたので、何かほっとするのである。

さて、五月らしい天気に誘われて図書館まで歩いて出掛ける。
当然、図書館では何冊か本を借りてきたのであるが、その中に中山康樹の「ジャズの名盤入門」という本があった。
彼の意見には年齢が一緒ということもあり、とても共感が得られる。

「たしかに音楽は個人的な好みが反映されるのかもしれない。だがその『好み』というものは、耳のレベルに起因するものであり、その音楽とはまったく無関係の個人的な問題、つまり『理解できない』を『きらい』という言葉に置き換えているにすぎないと言える。」

つまり、彼の言いたいことは、「評価というものは、人によってさほど大きくかわるものではない」ということなのだが、それは「ある一定のレベルに達した時に、初めて説得力を持つ」ということなのだ。

ウーン、そのとおりだ。



2016年5月14日土曜日

白熱電球


自分の部屋の電灯(電球)が切れてしまった。
そこで近所のホームセンターまで行って、電球を購入しようと思ったのだが、問題が発生。
切れた電球には何と記載されているかと言うと、商品名が「東芝ネオボール」100ボルト、13ワットとある。(これは五年以上前に購入したものであった。)
さて、さっそく同名のものを探したのだが、そのようなものはまったく見あたらない。
販売されているものは、LED電球とあり、表示も「白熱電球・40形相当、配光角220度、定格寿命40、000時間」などとある。

LED電球が普及してきたのは分かるが、その性能というか何というか、自分が買うべき商品の性能はどのようなものかが、さっぱり分からないのである。
以前は、40ワットとか60ワットとかの数字で大体の明るさの見当がついたのだが、現在は40形とか記載されている。
この40が40ワットに相当するのでしょうかね。
そうならそうと、書いてくれたらよいのに、そうはっきりは書いてないのである。
とりあえず、買うには買ってみたが、これで良いのかどうか。
うーんほんとうに謎だ。

まあ、寿命が40、000時間というから、毎日5時間使用すると8,000日、つまり20年近く使用できるということだろうか。
へー、すごいね。



2016年5月13日金曜日

「ずんぶり浸る展」の申請

放課後、我入道の「芹沢光治良記念館」まで出掛ける。
今年度の「ずんぶり浸る展」の会場使用許可申請のためだ。

いよいよ、始動である。
写真と書のコラボレーション「ずんぶり浸る展」も三年目。
三という数字はひとつの区切りでもあるような気がする。
一度目は手さぐり、二度目は勢い、そして三度目は・・・・・なんだろう。
何はともあれ、「ずんぶり浸る」、すなわち「心地よい気持ち」は、常に持っていたいと思うのである。


2016年5月12日木曜日

焼きそば丼

昨日の荒天からうって変わって清々しい五月の天気となった。

「秘密のケンミンショー」において、群馬県民の熱愛グルメという「太田焼きそば」なるものが登場した。
なかでも目を見張ったものは「焼きそば丼」。
なんとお櫃の中にご飯、その上に目玉焼き、さらにその上に焼きそばをのせるという、驚愕の炭水化物二段攻め丼である。

うーん、美味いとは思うが、やっぱり焼きそばはご飯のオカズにはならないよなあ。


2016年5月11日水曜日

メイストーム

メイストームとはこのことだろう。
昨日の夜から今日の朝にかけて、日本列島は強い雨と風に見舞われる。
御殿場、沼津地方も断続的に雨と風。
朝のウチはそれに濃い霧も加わって、そりゃあタイヘンなもんでしたよ。

夜のニュースでトヨタ自動車の社長のコメントがあった。その中で注目されるべき言葉「潮目が変わった」あり。
日本の基幹産業である自動車メーカー、その最大の会社であるトヨタ自動車の来年の利益が、減益に転換するのだと。

世の中は、近いうちに再び不景気の時代に入って行くのであろうか。





2016年5月10日火曜日

合唱コンクール


N西では合唱コンクール。
伝統の行事である。
かつて女子高校であったN西は、合唱というその伝統を立派に受け継いでいるようだ。
どのクラスも一生懸命に練習してきている。
何はともあれ、クラス全体が関わって、一つのことに力を合わせる。
これは、すばらしい伝統だ。

三年生は理Sが優勝。
大きなパワーが感じられた。
一方、芸術科は技術的にはナンバーワンであったと思われるが、残念ながら準優勝となった。
これは審査員の好みの問題だろうね。



2016年5月9日月曜日

連休明けの月曜日

連休明けの月曜日である。
タダでさえ月曜日というのは精神的にキツイのに、連休明けの月曜日となると、そりゃあもうタイヘンなものです。

熊本の被災地で学校再開とのニュースがあった。
ニュース番組を見ていて、被災地の生徒の顔から、学校に登校できることの幸せを感じ取ることができた。
当たり前のことが、当たり前でなくなってしまうのが災害である。

月曜日は精神的にキツイなどとは、ちょっと言えないよね。

2016年5月8日日曜日

「フロランタンみたいなケーキ」

Pasco フロランタンみたいなケーキ.jpg「フロランタンみたいなケーキ」というPascoの菓子パンを食べた。
パッケージにはこのように書かれている。

・かりっと食感の飴がけアーモンド
・サクッと食感のクッキー
・しっとり食感のケーキ

そもそも「フロランタン」とは何か。
例によってウィキペディアで調べてみる。

フロランタンはフランス菓子で、ドイツではフロレンティーナ呼ばれるという。
いずれにしても、これは「フィレンツェの」という意味で、カトリーヌ・メディシスがアン2世のもとへ嫁ぐ際に、イタリアから伝えられた菓子らしい。また、別の説ではパリの製菓職人フロランが考案したので、この名が付けられたとも。
クッキー生地にキャラメルでコーティングしたナッツ類(多くはアーモンドスライス)をのせて焼き上げたものである。
ドイツ、オーストリア方面で好まれ、土地のお菓子として定着したのだと。


さて、「フロランタンみたいなケーキ」であるが、この菓子パンのミソは「みたいな」である。
「みたいな」ということは、あきらかに「それではない」ということを宣言している。
確かに、その形状にしろ食感にしろ、これは「フロランタン」ではない。
では「ケーキ」かというと、これもどうも違っているような気がする。
そういう意味ではこのネーミングはピッタリ当てはまるのであるが、何故このふたつをくっつけたのかには、大きな疑問が残るのである。

うーん謎だ。

(下の写真がフロランタン)

2016年5月7日土曜日

古すぎることの幸せ

家の中を整理していると、平成六年発行のビール券が出てきた。
もう二十年以上も前のビール券なので、使用できるかどうか分からない。

使えることを期待してネットでビール券のことを調べてみた。

調べて分かったこと。
古いビール券には使用できるものと、できないものがあること。
できないものは、有効期限が明記してある。
これは古いうちの比較的新しいやつだ。
それに対して、古くても古すぎるやつには有効期限が明記してない。
そしてこのビール券は今でも使用できる。

おおー、古すぎてラッキーだ。
我が券には有効期限が記されていない。

では、値段にしてどのくらいなのだろうか?
ビール券には「大ビン三本」としか記されていない。
しかし、これもネットですぐに分かった。
券の右下に数字があって、その数字の金額で現在も使用できるとのこと。
さっそく、数字をみてみると、660とある。
つまりビール券一枚で660円相当の買い物ができるということだ。

私は古いビール券四枚を持って、2640円分のビールを手にしたのであった。

それにしても、古すぎることが役にたつとは、世の中も捨てたものではないね。

2016年5月6日金曜日

親善

三連休・一日勤務・三連休・一日勤務・二連休のゴールデンウィークなのだが、その最後の連休前の勤務日が今日であった。

何だかわけの分からない言い方だが、何が言いたいのかというと、ずっと休みの中で、二日勤務の日があり、その後の方の勤務日が今日であったということである。
こういう日といういうのは、教える方も教わる方も、なかなか気合いが入らない。
チョイト腑抜けになってしまっており、スイッチが入らないのである。
こういう時には、無理をしないこと。
自然に任せて、なるようになれと、気を楽にすること。
それが最善の策。

ところで、最善の「善」という字には「良い」という意味のほかに、
「仲が良い」という意味もある。
「親善」の「善」だ。
「親善」というのは、「親しく」そして「仲良く」することなのですぞ。

2016年5月5日木曜日

手拭いこいのぼり

五月五日、子供の日である。
この日は五節句のうちの1つである「端午の節句」の日でる。

考えてみれば、「端午の節句」というのは、男の子の節句であるから、この日を「子供の日」というのは適当でないのかもしれぬ。
何故なら、三月には「桃の節句」というのがあって、この日は女の子の節句なのだ。
男の子と女の子の節句がそれぞれあるのに、男の子の節句を「子供代表」として、使用するのは如何なものか、である。

まあ、そんなに目くじらをたてるものではないかもしれないね。

ところで、最近リサイクルショップで「手拭い」が、300円で大量に売られているのを発見した。
ふつう、ちょいとおしゃれな和物ショップなどでは「手拭い」は1000円前後で販売されているので、おおー、これは安いぞと思わず7枚ほど購入、その中の「こいのぼりバージョン」を紹介してみる。

上のほうは横サイズの言ってみれば「こいのぼりデザイン」の手拭いだ。
額は多少小さいが、写真用の額に入れてみた。(額の値段は1000円)
右の手拭いは正統的なこいのぼりである。
対比的な紺と赤の色がなかなかの魅力だ。

「手拭い」を飾るのに一番問題なのは、フルサイズの額が高価なこと。
写真用の額は1000円程度なので、それほどではないが少々小さい。
そこでフルサイズ購入しようとすると、6000円から9000円もかかるのである。
仕方がないのでネットで調べてみると、廉価版2600円というのがあった。
ただし、送料、代引き料を加えると3600円程。

右の写真が3600円の額に入れた「手拭いこいのぼり」であるが、値段を考えると、まあまあだね。




2016年5月4日水曜日

花びらの川

夜半から激しい雨と風。
おまけに朝方には雷も加わった。
連休中ゆえ、とんだ目にあった人もいたことだろう。

兵庫県の方だったと思うが、どこかの遊園地の観覧車が、まるで体操の鉄棒をやっているように、クルクル回っている光景が印象的であった。

そう言えば、以前にも激しい雨と風の日があった。

写真は三月の終わりごろにN西で取った散った花びら。
散った花びらの川である。
雨によって散った桜の花びらが、さらに雨によって流され、川のようになった風景である。



2016年5月3日火曜日

レスター優勝

イギリスのプレミアリーグで「レスター」という弱小チームが優勝した。
なんといっても凄いのは、この優勝がクラブ創設132年めの優勝ということだ。
イギリスのマスコミは、「チーム史上、最もありえない偉業」だとか「信じ難いおとぎ話」のタイトルで、その優勝を説明している。

まさに奇跡の優勝だ。
ところで、この奇跡の優勝によって、レスターは1億5000ポンド(約235億円)を得る見込みであるというから、こちらのほうも相当凄いのである。

日本で「レスター」が注目されたのは、日本人のサッカー選手、岡崎慎司が今年度より移籍していたからだ。
岡崎選手は、勿論優勝にも貢献している。
彼が日本にいた時には「清水エスパルス」に在籍していたので、静岡県民としても嬉しいニュースであった。









2016年5月2日月曜日

竜田揚げ

漢文の授業で「孔明臥竜」を講義しているのだが、授業中に次のような質問をした。
「竜を使った四字熟語をあげなさい。」
すかさずある生徒が答えた。
「竜田揚げ。」
ン?
ン?
「確かに四字ではあるが、こういうのは四字熟語とは言わないぞ。」
一同爆笑。

「竜田揚げ」には参ったが、ここでふと疑問。
「竜田揚げ」は何故「竜田揚げ」と言うのだ?
さっそく調べてみる。

「竜田揚げ」の竜田は奈良県にある紅葉の名所。
「ちはやぶる 神代もきかず竜田川・・・」
の「竜田川」の「竜田」である。
川に散る紅葉の色が、肉にころもをつけて揚げた時の色に、似ているところからこの名がついたのだそうだ。
ちなみに、「から揚げ」と「竜田揚げ」の違いは、「から揚げ」が小麦粉を使用して揚げるのに対して、「竜田揚げ」は片栗粉を使用して揚げるのだと。

2016年5月1日日曜日

書と筝のパフォーマンス

沼津の御用邸記念公園において、N西の書道パフォーマンスと筝曲部の野外演奏があった。

「これは写真を撮りに行かねば。」と、多少の早起きをして出かける。
書道パフォーマンスの醍醐味は、なんと言っても、大型の筆を身体全身を使ってコントロールするところだろう。
手の指でコントロールするのと違って、かなりの体力が必要となってくる。
ソコのところはさすがに体力のある高校生、それほど苦労する様子もなく、畳一畳ほどの紙に向かって、筆を振り上げていた。
見事、見事。

一方、筝曲の演奏は身体というよりも指先のパフォーマンスである。
書道の大胆な動きとは趣が異なる。
こちらはどちらかと言うと、繊細さとでもいうのだろうか。
指先の僅かな動きによって筝の音が縒りあわされていくのである。

うーん、両方とも奥がふかいぞ。