2016年5月25日水曜日

ジャズとヒップホップ

昨日は「ストレートアヘッド」について書いたのだが、何故「ストレートアヘッド」などと急に言い始めたのか、説明してみたい。

実は一昨日、TUTAYAでジャズのCDをレンタルしてきたのだが、そのクレジットに次のような説明があったからである。
レンタルしてきたCDは、ロバート・グラスバー(PIANO)の「キャンバス」というトリオ仕様のアルバム。

そこにはこう書かれていた。

「ロバート・グラスバーがどれだけ慎重に、入念に、丁寧にジャズとヒップホップの間で実験を行なってきたか。それはこのセカンド・アルバムの時点で既に見ることが出来る。まずジャズの世界で結果を残そうと思っていたグラスバーは、前作に続き、ストレートアヘッドな香りが強いポスト・バップ的なサウンドを軸にしている。」

ジャズとヒップホップ、ん?
確かにジャズもヒップホップも黒人系?というか、共通項があるように思えるが、ベクトルとしてはかなり異なっている。
そこを重ねるのは相当難しいなあと、期待半分、不安半分で聴いてみる。

うーん、これは間違いなくジャズだ。
ストレートアヘッド(フォービートのジャズ)だ。
クレジットに「ストレートアヘッドな香りが強い」とあるので、それは間違いないのだが、ヒップホップがどこかにトンデしまっている。

ヒップホップの匂いを期待した自分が愚かだったか。







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