五月も半ばとなった。
今日あたりの天気は、いかにも五月らしい天気である。
ここのところ何が何やらわからん天気の日が多くて閉口していたので、何かほっとするのである。
さて、五月らしい天気に誘われて図書館まで歩いて出掛ける。
当然、図書館では何冊か本を借りてきたのであるが、その中に中山康樹の「ジャズの名盤入門」という本があった。
彼の意見には年齢が一緒ということもあり、とても共感が得られる。
「たしかに音楽は個人的な好みが反映されるのかもしれない。だがその『好み』というものは、耳のレベルに起因するものであり、その音楽とはまったく無関係の個人的な問題、つまり『理解できない』を『きらい』という言葉に置き換えているにすぎないと言える。」
つまり、彼の言いたいことは、「評価というものは、人によってさほど大きくかわるものではない」ということなのだが、それは「ある一定のレベルに達した時に、初めて説得力を持つ」ということなのだ。
ウーン、そのとおりだ。
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