「月曜から夜更かし」という番組を観ていると、「気になるキャッチコピー」を紹介していた。
その中でも、特に印象に残ったのが右のキャッチコピーである。
「日本に、京都があってよかった。」
これは、京都市の作った「京都創生PRポスター」で、「国家戦略としての京都創生」の機運をさらに盛り上げるために、京都の情景などを利用し、京都が日本の財産、世界の宝であることをあっピールする目的なのだという。
写真は、琳派の祖と言われる俵屋宗達の代表作で、京都・養源院にある「白象図」である。
この意匠、およそ四百年も前のものだが、ちっとも古い感じがしない。
モダンなのである。
日本人のデザイン能力というのは、やはり凄いよなあ。
もっとも、件の番組では「日本に、京都があってよかった。」の文句が、「ちょっと京都の人間てぇのは偉そうではいないか?」
これが、このキャッチコピーを持ち出した意図であったのだけれども。
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