「いちりん挿しの椿いちりん」
「いちりん挿し」は壁などにぶる下げて、あるいは机の上などに置いて、一輪、二輪の花を活ける花瓶である。
従って、句全体のイメージは、花瓶に活けられている一輪の椿の花なのであろう。
「花瓶に活けられた椿」、うーん、季節はもう夏に近いころであった。
当然、椿の花など見られない。
また、過去にも「花瓶に活けられた椿」など、写真には撮っていない。
句のイメージがあっても、それを写真に撮ることができないのだ。
考えに考えた末にできたのが、右の写真である。
椿の花をできるだけクローズアップして、さらに花の輪郭をパソコンの操作で、はっきりさせてみた。
するとどうだろう、これが意外とはまったのである。
書のほうは、短冊型にアクリル板を切り抜いて、朱で字をのせたのだという。
二つ並べてみると、おおー、なかなか良いではないか。
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