2013年12月15日日曜日

「ふぐ」②



「フグ料理」は一般的に高級料理として旬の冬場に食べられ、食用のフグの七割が京阪神地域で消費されており、特に大阪での消費量は全消費量の六割に達するそうだ。
また近年は養殖により季節を問わず食べることが可能だという。

ところで、私は勿論食べたことなどないが、フグの肝臓は多くの食通をうならせる美味であり、「フグは食いたし命は惜しし」の言葉があるように、中毒を覚悟で食べようとする者もいるということである。



さらに、何故か分からないが、フグ毒に当たった人間は、「頭だけだして、体を地面に埋めると治る。」などの俗信もあったようだ。(そう言えば落語でこのような話を一度聞いたことがある。)
しかし、これは、完全な迷信であり、そのような効果は、まったくないらしい。

人間以外では、ネコはフグを食べても中毒しないという俗信もあるが、ネコの中毒死は、実はよくあるという。

きっと、フグのあまりの美味さに、人々がいろいろな伝説を作ってしまったのだろう。



写真の上は「てっさ」
下は「唐揚げ」である。

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