2013年2月22日金曜日

手巻き時計

手巻きのゼンマイの時計である。
実はこの時計、一年以上前にゼンマイが切れてしまって、そのまま放っておいた。
何故、放っておいたのかというと、切れたゼンマイを修理するのに高額な修理代が必要となるからだ。(たぶん三万円以上はかかるだろうと思っていた。)
 時計自体は非常に気に入っているもので、スイス製のオメガ・デヴィルの手巻き時計だ。三十七年前に、アンカレッジの免税店で100ドルで購入した。
 この時計はデザインがシンプル故、今でもまったく古い感じがしない。
当時は1ドル360円だったので、36000円で購入したことになる。
 さて、一月の終わりに写真展を開催したおりに、同じフロアに眼鏡屋さんがあって、その店は時計も扱っていたので、ためしに時計の修理代を聞いてみたところ、まず見積もりをとってみようということになり、お願いしたところ、21000円だという。
だいぶ迷ったのだが、この際、清水の舞台から飛び降りたつもりで修理をした。

うーん、やっぱりゼンマイの音はいい。
これからまた何時(いつ)切れるか分からないゼンマイと一緒に生きて行くことにしよう。
 

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