昨日、「は」の字日記のアクセス状況を見てみると、午前三時頃のアクセスが何人かあった。夜中にブログを見てもらうこと、とても嬉しいことです。アクセスどうもありがとうございます。私自身も「ブログはいつも午前零時過ぎから」をモットーにしている。昔から、夜中にゴソゴソ何かをするのが好きであった。世の中が寝静まって、魔物がうごめきだす時間、私の目と脳が覚醒するのだ。なんちゃってね。
高校から大学にかけて、ラジオでFM放送をよく聴いていたのだが、FM東京の「ジェット・ストリーム」という番組がたまらなかった。それは午前零時を過ぎると「ミスター・ロンリー」をバックミュージックに次のようなナレーションで始まった。
遠い地平線が消えて、
ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただくはてしない光の海を
ゆたかに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂(しじま)の、何と饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります
「夜の静寂の、何と饒舌なこと」のくだりは、実に名文句である。静かであればあるほど、いろいろな「お喋り」が心の中に聞こえてくるのだ。
さて、今夜も「お喋り」聞くとしよう。
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