ひさしぶりに面白い映画を観た。「ドラゴンタトゥーの女」。資産家より40年前に行方不明となった少女の事件の調査を頼まれた雑誌編集者が、この事件の謎にワケありの助手と挑むというストーリーである。この映画は2009年にスエーデン映画としてヒットした同名作品をリメークしたものであるそうだが、今回は監督がデヴィッド・フィンチャー(ブラッド・ビッド主演のミステリー映画「セブン」など)主演がダニエル・クレイブ(007のジェームス・ボンド役)というアメリカ映画である。両人とも有名な監督・俳優ではあるが、ここで注目したいのは、主人公の助手となるルーニー・マーラという女優だ。役柄からくるところもあるのだが、存在感が抜群なのだ。典型的なアウトサイダーであり、鼻ピアスに口ピアス、鶏冠ヘアーに眉毛ナシ、極めつけは身体にドラゴンタトゥー。さらに格闘技に秀で、名うてのハッカーという強烈なキャラクターの女性を演じている。この女優の出自は名家のお嬢様らしいのだが、この役はそれとは真逆の設定である。これが良いのかも知れない。何はともあれ、是非観て欲しい映画である。
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