滝の水音は聞こえなくなってから長い年月がたってしまったけれども、その名声だけは流れ伝わって、今でもやはり聞こえてくることだ。
大河ドラマにも登場する藤原公任は、若い時から藤原道長の近くにいて、秀才の誉高い人物である。
「大鏡」という歴史物語の中では道長の父兼家に、道長たち兄弟はその能力を比較され、散々嫌な思いをしたのである。
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