「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」
久しぶりにめぐりあって、その人かどうか見分けがつかないうちに、雲間に隠れてしまった夜半の月のように、あの人はあわただしく姿を隠してしまったことです。
(詞書には、久しぶりに再会できた幼友達が、ほんのわずかに会っただけで、月と競うように帰っていってしまった時に詠んだ歌とある。)
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