だいぶ短くしてもらったので(ワタシの意思とは関係ないような担当者の仕事ぶりであった。)、多少は頭が涼しくなったようだ。
四回目の百人一首である。
「嘆きつつ ひとり寝る(ぬる)夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る」
嘆き嘆きして、ひとりで寝る夜の明けるまでの時間がどんなに長いものであるか、ご存じないでしょうね。
なかなか自分のところに通って来ない夫への苦情であるこの和歌を詠んだのは、右大将道綱の母、「蜻蛉日記」の作者であり、藤原道長の父(藤原兼家)の第二夫人、さらに日曜の大河物語でも、何かたよりない存在として描かれている道長の腹違いの兄(藤原道綱)の母でもある。
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