2019年11月23日土曜日

もってのほか

山形には「もってのほか」という食用の「菊」の花がある。

食用の菊にはいろいろな種類があるようだが、特に、独特の香りと味の良さで『食用ぎくの横綱』と評されるのが、淡い紫色の「もってのほか」だ。
正式には「延命楽」という品種だが、県内では「もってのほか」の愛称が一般的だという。
この名は、「天皇家の御紋を食べるとはもってのほか」とか、「もってのほかおいしい」といったことから転化したらしい。
写真は観賞用の大菊であるが、じっと見ると、何となく食べることができそうな気もする。

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