かつて日本にはタンポポなど多くの野菊が自生するが、家菊・栽培菊は日本になかったそうだ。
『万葉集』には157種の植物が登場するが、菊を詠んだ歌は一首もなく、飛鳥時代・奈良時代の日本に菊がなかったことを暗示するという。
所謂、栽培菊という菊は、中国から奈良時代末か平安時代初めに導入されたと推定され、平安時代に入り、『古今和歌集』あたりから盛んに歌にも詠まれるようになったということである。
なんか雰囲気として菊の花は、ずっと日本にあるような気がするのですがね。
(これも数日前に秩父宮記念公園で撮ったもの。)
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