2018年11月5日月曜日

人斬り半次郎

幕末に「人斬り切り半次郎」と言われ、新選組にも恐れられ、西郷隆盛の用心棒であり、側近にもなった男がいる。
維新後は「桐野利秋」と名乗り、陸軍少将となった。
ただ、「人斬り」と言っても、実際殺害したと確認できるのは一件だけで、何故このようにオーバーになったのかというと、池波正太郎の小説「人斬り半次郎」の影響が大であるらしい。
彼の本領は「情報収集」にあったとか。
出身母体である薩摩藩にとって、情報収集力の確かな彼は、極めて重要な人物であったという。

ふーん、いつの時代でも語られる姿と事実とは、異なっているものだね。

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