2018年11月30日金曜日

サチモス

THE KIDS

サチモスというグループを初めて知ったのは、新聞広告のコンサート告知であった。
サチモス?
ん?
何だか変なネーミングだと思いつつ、ユーチューブでPVを観てみると、これがなかなか良いではないか。

Suchmosサチモス)は、日本の男性6人組ロックバンド。2013年結成。バンド名の由来は、ルイ・アームストロング(ジャズミュージシャン)の愛称サッチモから。ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップなどから影響を受けた音楽性を持つバンドだという。

そうか、グループ名はサッチモからきているのか。
ワタシのセンサーに触れたのも、彼らの音楽にジャズの要素が入っていたからであろう。

ただし、ネットでいろいろ観察すると、どうも彼らのピークは二年前だったようで、ワタシはワンテンポ遅れたようである。


2018年11月29日木曜日

レキシ「幸福論」


久しぶりにCDをレンタルしてきた。

今回借りてきたCDは、「アダムとイブの林檎」、米津玄師「BOOTLEG」、SUCHMOS「TUTAYA rental selection」、サザン・オール・スターズ「海のOh,Yeah‼」、CheNelle 「ALL TIME BEST」である。

まだ、すべてを聴いていないが、今日は椎名林檎のトリビュートアルバム「アダムとイブの林檎」について。
解説には次のようにある。

1998年のデビュー以来、精力的に作品を創出し続けている椎名林檎。
彼女の遺してきた楽曲が、同じ時代に第一線で活躍するアーティスト達によって刷新されました。
今作の制作にあたり設けたテーマは、「世代を越える」「ジャンルを越える」「関係を越える(今回限りのコラボレーション)」
それのみにあらず、「国境を越える」というテーマも存在したのです。林檎トリビュートだからこそ成し得た4つのテーマの交配。
産み落とされた禁断の果実の味とは?個性溢れる自由な味付けをとくとご賞味ください。

<参加アーティスト/収録楽曲(五十音順)>
・AI「罪と罰」
・井上陽水「カーネーション」
・宇多田ヒカル&小袋成彬「丸ノ内サディスティック」
・木村カエラ「ここでキスして。」
・私立恵比寿中学「自由へ道連れ」
・田島貴男(ORIGINAL LOVE)「都合のいい身体」
・藤原さくら「茜さす帰路照らされど・・」
・松たか子「ありきたりな女」
・MIKA「シドと白昼夢」
・三浦大知「すべりだい」
・RHYMESTER「本能」
・LiSA「NIPPON」
・レキシ「幸福論」
・theウラシマ’S「正しい街」
 Produced by 亀田誠治
  Vo. 草野マサムネ from SPITZ
  Dr. 鈴木英哉 from Mr. Children
  Gt. 喜多建介 from ASIAN KUNG-FU GENERATION
  Ba. 是永亮祐 from 雨のパレード


椎名林檎をどのように歌うのか?
が、今回の眼目なのであろうが、聴いてみて強烈な印象が残ったのは、レキシの「幸福論」であった。
レキシとは妙なネーミングであるが、これでもレッキとした芸名である。
何でも歴史が好きなところから、レキシと名付けたとか。
おそらく、彼の人生そのものが椎名林檎の世界とドンピシャの一致だったのではなかろうか。



2018年11月28日水曜日

天赦日

十一月二十八日、今日は天赦日(てんしゃにち)であると、宝くじのコマーシャルで言っていた。

天赦日?
ン?
ナンじゃそれは。
ということでいろいろ調べてみた。

天赦日とは、暦注下段(れきちゅうげだん・暦の下段に書かれたその日の吉凶を表現したもの)で、天の神々が万物の罪をゆるす日と言われ、年に5~6回しか巡ってこない大吉日なのだそうだ。

さらに、吉日には「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」もある。
「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味である。
これは、十干十二支の組み合わせで暦の日の吉凶を占う選日のひとつで、手元にあるわずかな資産を万倍に育てるという開運日だという。
物事を始めたり、起業したり、貯金を始めるのにも向いていて、宝くじの購入にも向いている日とされているのだそうだ。

うーん、宝くじ業界も、あの手この手ですなあ。

2018年11月27日火曜日

運動前のストレッチ

運動前のストレッチは、ケガの予防にはならないのだと。
これが現代のスポーツ医学の常識なのだそうだ。
ストレッチを入念にすると、筋肉がのびてしまって、クッションの役目が出来なくなってしまうということである。
つまり、運動前のストレッチは逆効果なのだ。

近頃、これまでのスポーツで、良しとされてきたことが次々と否定されて行く。
その最たるものは、うさぎ跳びだ。
膝を強化するつもりでやっていたことが、膝を壊す原因だったとは。

何が正しくて何が悪いのか、これからの我々は、しっかり見極めなければならないのだろう。

2018年11月26日月曜日

リトルネロ

今日の夕刊の文化欄に面白い記事があった。
大阪市大教授の増田聡氏の「反復は不安紛らす呪文か」である。

氏は、今年のヒット曲「カモンベイビーアメリカ」について、この歌の持つ楽天的なムードは、政治や社会の問題から目を背け、音楽を娯楽として消費するばかり日本を象徴しているようにも見えるとしている。
さらに、フランスの哲学者であるドゥルーズと精神分析哲学者のガタリの「リトルネロ」という概念を説明していた。
「リトルネロ」とは、リフレイン(音楽における繰り返し)が、人間に不安を打ち消す力を持つということである。
例えば、夜道を不安を抱えながら歩く子供が、ふと歌を口ずさむ。
子供は、同じフレーズを繰り返し歌うことで、何が起こるかわからない夜道の不安を打ち消し、家までの道のりを進むことが出来るというのだ。

うーん、「カモンベイビーアメリカ」のヒットは、若者の大きな不安の裏返しなんだね。
同じ紙面に、かつてフォークの神様と言われた岡林信康の「デビュー50年」の記事が載っていたのは、何か因縁めいたものを感じた。


2018年11月25日日曜日

変なテロップ

大相撲は、小結の貴景勝の初優勝で幕を閉じた。
今まで世話になっていた親方が廃業して、部屋を移籍した直後の優勝というのがナントも皮肉である。

ところで、大相撲中継を見ていると、貴景勝が優勝した瞬間に「ニュース速報」のテロップが入った。
何のことかと、さらに見ていると「小結貴景勝が初優勝」のテロップ。
そんなの知っておるわい、自分が今見ていたのだから。
あのテロップは、一体誰のためのテロップだったんだろうか。

うーん、謎である。


2018年11月24日土曜日

時間の共有

先日、遠方青森の友人と何十年ぶりかで電話の会話をしたのであるが、今日は、これも遠方長崎の友人と会話をした。
まあ、ナント懐かしい。
不思議なことは、そこに何十年という時間が介在しているにも拘わらず、まるで昨日会っていたかのような会話ができることだ。
まあそれは昔、かなりの長い時間を共有していたかに他ならないのであるが、実際この経験をしてみると、やはり不思議な感じがする。

2018年11月23日金曜日

十一月のコスモス

新潟の友人からメールで紅葉の写真が送られてきた。
さて、御殿場はどうじゃろかなと、御殿場の中央公園まで散歩に出かけた。

万歩計で一万二千歩程度であったから、散歩にしては少々歩きすぎたかもしれない。
中央公園の紅葉はあるにはあったのだが、それよりも目引いたのが、写真のコスモスである。

十一月の、いやいや十二月にほど近い今日、まさかコスモスがこんなに咲いているとは。

2018年11月22日木曜日

ケガで休場

夕方、大相撲を観ていたのだが、千秋楽も近い今日、もっとも注目される優勝に影響のある一番が、午後の四時台(結びの一時間前である)に行われていた。
何たるテイタラク。
横綱が全員休場、大関も三人のうちの一人が今日から休場、残った二人の大関うちの一人は、もう優勝の望みはない。

これからどうい展開になるかは分からないが、役力士の責任は非常に重いものであろう。
相撲は格闘技であるので、ケガはつきものなのであろうが、それにしても多すぎる。

横綱となったばかりの力士が身体を痛めて休場ばかり、また、大関時代に抜群の強さを発揮して、横綱は目の前と思われていた力士は、無理をして身体を痛め、アッという間に転落、現在は十両でも相撲がとれていない。
すべて皆、ケガが原因である。

そろそろ、協会はケガについて考えるべき時なのではなかろうか。

2018年11月21日水曜日

即レス

先日、娘の結婚式があり、横浜まで電車で出掛けたのであるが、電車の中の中吊り広告に、インパクトのあるものがあった。
それは、黄色い地に黒い文字でこのように書かれていた。
「即レスしなかった程度で失われるものを、友情とは呼ばない。」

副題として、「やめましょう、歩きスマホ」なんだが、この「即レス云々」のフレーズには何かもっと深い意味を感じる。
それは、「友情の何たるか」である。

「やめましょう、歩きスマホ」に関しては、その危険性を注意喚起しているのであろうが、問題は「即レス」の部分である。
これは、レスポンス(返事)の早い、遅いについて言っているのであろうが、大体ワタシのようなジジイにとっては、「即レス=即時にレスポンス」をすることなんぞは、根本的に無理である。
したがって、「即レス」が「友情」の証(あかし)などというフレーズ自体が存在しないのだ。
しかしながら、「即レス」命という人たちが存在するのも事実である。
彼らは「即が短いか長いか」の在り様で、友情の深さを測るのである。
その彼らに「即レスしなかった」はあり得ないのではないか。

「友情のあり方」のジャンルが異なっている対象に向かって説教するということは、なかなか難しいことなのである。



2018年11月20日火曜日

きた西口

北海道の札幌で初雪、この時期の初雪は百何年ぶりかのことだという。
去年より気象観測史上初めて、なんてえことが、たびたび報道されてきたが、これもその温暖化による異常気象のうちのひとつなのであろう。

話は変わって、先日行った横浜のこと。
ずいぶん前から横浜駅が改造されていたのだが、ボチボチ完成形が近づいてきているように見える。
どうやら、ワタシの中にインプットされている、横浜駅の東口あるいは西口は、どうやら変更しなければならぬようだ。
先日行って驚いたのは、東口、西口に加えて、きた東口であるとか、きた西口なんてえものまで出来ていたのである。

試しに、きた西口と表示があったのでこれは、西口の北の方だと認識して行ってみたところ、実際には北口の西の方であった。
これは田舎者にはチョイト紛らわしい命名ですぜ。



2018年11月19日月曜日

素早い対応

娘の結婚式は、横浜の「みなとみらい」近くの式場で行われた。
よくこれだけのスタッフが準備できるなあと、感心して見ていたのだが、どうもそれがこの結婚式場のウリのようであり、それは、人数が多いゆえの丁寧この上ない対応の仕方で証明された。

例えば、娘の叔父にあたるカメラマンの靴が壊れてしまった(ソール部分が剥がれてしまった)時の対応である。
靴が壊れたことに気づいた会場の扉近くのスタッフが、すぐにやってきて、瞬間接着剤を手渡したのである。

こんな時に「アロンアルファー」。




2018年11月18日日曜日

結婚式

娘の結婚式であった。

現在、娘とは一緒に住んでいないため、所謂「嫁に行ってしまう」感はなかったのであるが、やはり最後の娘からの手紙には参ってしまった。
まあ、ワタシも普通の父親だったということだろうか。

写真は、式場に付属している教会での一場面である。
親族ゆえ、一番前の特等席で写真を撮ることができた。
結婚式の最中に、父親が夢中になってシャッターをきる図なんてえのは普通ではないような気もするが、それはそれ、これはこれである。

最近の結婚式の流行りなのか、仲人はなく、結婚式に付き物の友人たちのショウもなかったので、スッキリしていてワタシ的には良い結婚式であった。

2018年11月17日土曜日

サッカー

サッカーの国際親善試合、日本対ベネズエラを観た。
監督が代わってから四試合目、三試合目まではすべて勝利である。
次も、という期待は大きかったが、残念ながら試合は1対1の引き分けに終わった。

しかしながら、新しいメンバーでの試合は見ていて気持ちが良い。
何故なら、選手の意識というのか何というのか、常にゴールを狙う姿勢が見られるからである。
サッカーは点が入ってナンボの世界なのだから、0対0の試合なんぞ見たくはないのである。



2018年11月16日金曜日

青い空

一・二限で授業が終了したので、午後から二の岡神社まで写真を撮りに行ってみた。
神社の境内には大きなイチョウの木がある。
今頃はきっと黄色の落ち葉が敷き詰めてられているだろうと、出掛けたのであるが、どうもタイミングを間違えた。
午後も二時を過ぎてしまうと、境内はすっかり日が陰ってしまうのだ。
これではフラッシュでもなければ、自分の思い描く写真は撮ることができない。

潔く諦めたワタシは写真のように青い空を撮ってきたのである。

2018年11月15日木曜日

カマキリとバッタ

御殿場市の発行している「広報御殿場」という広報誌に、コラムのような記事で面白いものがあった。

おそらく幼稚園の先生が書いたであろうと思われる記事。

虫かごにカマキリとバッタを同居させた。
園児は「こっちがカマキリ、こっちがバッタ」と喜んでみていたのだが、ある朝虫かごを覗いてみると、そこにはバラバラになったバッタとカマをとぐカマキリの姿があった。

「カマをとぐ」は、ワタシの創作であるが、園児たちは図らずも人生の厳しさを知ることになったのである。

2018年11月14日水曜日

ひさしぶり

久しぶりの日本人横綱が苦戦している。
あるニュースでは、「引退前の力士の足腰」だと決めつけていた。
まあ、確かにそのような態である。

相撲というスポーツ?は、精神的な部分が大きく作用するのであろうが、それにしても目を覆いたくなるような弱さ、本当にもう終わりのだろうか。

久しぶりでもう一つ。
久しぶりに新潟の友人と電話で会話をする。
最近はメールでのやりとりが多かったのだが、やはり直に声を聴くことは大事だと実感した。

2018年11月13日火曜日

明るい兆し

今日の夕刊に、小学生のサッカーチームが監督をつけず、選手だけの話し合いでメンバーや作戦を考えているという記事が載っていた。
日本のスポーツも、ここまで進化したかの感あり。

ここのところ、日本のスポーツの悪い面(監督やコーチの問題)がこれでもかというくらい出てきたが、そのような中にあってこの記事は、何か明るい兆しとも言えるものであった。
楽しいスポーツの第一歩ですな。

2018年11月12日月曜日

十一時から

今日の天気予報では、明後日には北海道でも雪が降りそうだということを告げていた。
例年よりも遅いが、いよいよ北海道も冬に突入するのだろう。

毎週、月曜日の九時から月曜テニスを行なっていたのだが、本日は十一時からということで、イレギュラーな日程をこなすことになった。
昼(十二時)を挟んでのテニスというのは、何となく落ち着かないものだ。
きっとお腹の方がパニックを起こしているのだろう。

2018年11月11日日曜日

親善ソフトボール大会

今日も十一月とは思えない暖かさの日であった。
ただし、御殿場と沼津の気温差は五℃ということで、御殿場は暖かさに乗り遅れているのかもしれない。

昨日、今日の写真は、昨日訪問した富士宮の奥のほうにあるI小学校での学校行事(生徒対保護者の親善ソフトボール大会)から。

生徒は一年生から六年生までが全員選手である。
生徒に有利な特別ルール(何だか複雑でよく分からなかった)であったが、みな楽しそうにやっていた。

2018年11月10日土曜日

山あいの小学校

先日の写真展にF高校の教え子M君が来てくれたのであるが、(彼は現在富士宮の奥の方にあるIというところで、小学校の校長をしている。)その時の話の中で、ワタシが「当世はプライバシーの問題からなかなか生徒の写真を撮ることができない」と嘆いたところ、「では、保護者の許可をとるのでウチの学校でどうぞ」ということになった。

Iというところは、ワタシも初めて訪れたのであるが、まるで映画にでも出てきそうな、山あいにひっそりと佇んでいるような趣きのある場所だ。
当然、人口も少なく小学校の生徒数は14人?(もしかしたら15人)で複式学級である。
おそらく、教員からも愛情をたっぷり受けているのであろう。
生徒のひとりひとりが実にピュアであり、久しぶりにワタシのケガレタ心も洗われたたような気がした。

うーん、こんな日があってもいいよな。

2018年11月9日金曜日

モーニン

ジャズのスタンダード曲に「モーニン」という曲がある。
この曲、よく知られた曲で昨日の芸術鑑賞会でも演奏されていた。(最近ではNHKの教養番組「美の壺」のテーマ曲でも使われている。)
ジャズでは「ファンキー」という言葉がよく出てくるが、この「ファンキー・ジャズ」の典型的な曲が「モーニン」であろう。

「モーニン」の意味は、「うめく」とか「嘆く」の意味らしい。
作曲したのは、アート・ブレーキー&ジャズメッセンジャーズのピアニストであったボビー・ティモンズなのだが、ボビー・ティモンズは黒人教会の牧師の家に生まれたので、幼い頃からゴスペルに親しんでいたそうだ。

教会では、文字の読めない黒人にゴスペルの歌詞を教えるために使われていたのが「コール・アンド・レスポンス(一人が歌の一節を歌い、その他大勢がそのあとに付けて歌う方法)である。
この、昔のフォークのコンサートみたいな手法をイントロに使った曲を作曲したのだという。
そして、人種差別に苦しむ黒人たちの嘆きやうめきを象徴した「moanin」という題名を付けたということである。

「モーニング」の省略ではなく「モーニン」なのだよね。

2018年11月8日木曜日

サウンドジャグラージャズオーケストラ

G南は午後から芸術鑑賞会ということであった。
出し物がジャズということだったので、市民会館までビッグバンドジャズ(サウンドジャグラージャズオーケストラ)を聴きに行く。
おそらく、中学校とか高校の鑑賞会を回っているグループだと思うが、トランペットとアルトサックスの腕前は確かなものであった(チョイト上から目線だね)。

鑑賞会のあと、御殿場市保健センターの実施している「からだいきいきプログラム」の面接(特定検診指導)を受けるために、保健センターまで。

指導員様のおっしゃることは、いちいちゴモットモであるのだがね。


2018年11月7日水曜日

立冬

立冬である。
しかしながら、今年の立冬は比較的温暖であり、ここ御殿場でも現在の室内気温は20℃を超えている。
ただ、今年はカメムシが多く見られ、カメムシが多い年は大雪だという説に従うと、これから来る冬は要注意なのである。

まあ、ここのところの日本の気候は、きわめて変梃りんなので、どうなるかはまったく分かりませんがね。

2018年11月6日火曜日

「かくれキリシタン」

池上彰の番組で「かくれキリシタン」と「潜伏キリシタン」について説明をしていた。
最近世界文化遺産に登録されたのは、「潜伏キリシタン」という言葉の方である。
では、「潜伏キリシタン」とは何か?

キリスト教禁教期の17~19世紀の日本において、社会的には普通に生活しながらひそかにキリスト教由来の信仰を続けようとしたキリシタンのことを学術的に「潜伏キリシタン」と呼んでいる。
また、キリスト教が解禁となった19世紀後半以降も引き続き潜伏キリシタン以来の信仰を続けた人々のことを「かくれキリシタン」と呼ぶが、その信仰のあり方は解禁以降に次第に変容したとされ、変容が進んだ段階の人々を「カクレキリシタン」と表記する場合もある。

へー、我々が教科書で習ったのは「かくれキリシタン」という言葉だけだったのですがね。

2018年11月5日月曜日

人斬り半次郎

幕末に「人斬り切り半次郎」と言われ、新選組にも恐れられ、西郷隆盛の用心棒であり、側近にもなった男がいる。
維新後は「桐野利秋」と名乗り、陸軍少将となった。
ただ、「人斬り」と言っても、実際殺害したと確認できるのは一件だけで、何故このようにオーバーになったのかというと、池波正太郎の小説「人斬り半次郎」の影響が大であるらしい。
彼の本領は「情報収集」にあったとか。
出身母体である薩摩藩にとって、情報収集力の確かな彼は、極めて重要な人物であったという。

ふーん、いつの時代でも語られる姿と事実とは、異なっているものだね。

2018年11月4日日曜日

山縣有朋

「西郷どん」という大河ドラマを観ていると、山縣有朋が出てきた。
ドラマの中では、公的資金を勝手に流用する(山城屋事件)トンデモナイ男になっていた。
ワタシが知る山縣は、森鴎外の小説「舞姫」に登場する天方大臣のモデルである。
主人公の太田豊太郎を高く評価し、バックアップする人物として描かれている。

当然史実と小説は異なってくるのだろうが、ワタシの中のイメージはチョイと異なってしまった。
まあ、小説なんてえものは、こういうものなんでしょうがね。

2018年11月3日土曜日

オール・ブラックス

日本対ニュージーランド(オール・ブラックス)のラグビーテレビ中継を観る。

イヤハヤ、オールブ・ラックスは別次元の強さだ。
大体、ガタイが違う。
身体の強さが違うのである。
そこにもってきて、試合運びであるとか、相手の弱点を突く抜け目のなさ、さすが、世界でもほとんど負けることがないチームである。
何でもチームの勝率が90%を超えているというのだから。

まあ、試合はダブルスコアに近い点差で、日本は負けたのであるが、注目すべきはこのメチャクチャ強いチームから5つのトライをとったことである。
なんと、日本は今まで戦った試合のすべてを合計しても、4つのトライしかないのだ。
それを今日は、ひとつの試合で5つ。

これはスゴイことですぞ。

2018年11月2日金曜日

授業が終わった後、柿の写真を撮りにいってみた。
どこというあてもなかったのだが、そこは御殿場、探せば魅力的な柿の木はすぐに見つかる。

そもそも、柿には渋柿しかなかったそうだ。
いわゆる甘柿というのは、突然変異で出来上がったのだそうだ。

ふーん、色や形は美味そうに見えるのですがね。

2018年11月1日木曜日

ミンガス

写真は昨日に続いて札幌の喫茶店である。
店名は「ミンガス」。
ミンガスとは、チャールズ・ミンガスから採ったのだろう。
何故なら、この喫茶店はモダンジャズを流している喫茶店だからである。

チャールズ・ミンガスはジャズベーシストだが、政治的なメッセージを多く発した人物だ。
1956年、ジャズに物語的要素を持ち込んだ『直立猿人』を発表し、作曲家としてもバンド・リーダーとしても名声を高めた。
見るからに親分といった風貌であり、彼を慕うジャズメンも多かった。

また、1959年発表の『ミンガス・アー・アム』には、アメリカのリトルロック高校事件に応じて人種差別主義者の白人を皮肉った「フォーバス知事の寓話」や、後にジョニ・ミッチェルやジェフ・ベックがカヴァーした「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」を収録した。

店の中はとてもオシャレな感じで、ワタシが持っていた「ミンガス」のイメージとはおよそかけ離れていた。