2018年8月18日土曜日

「明日」の読みは?

昨日に続いて「チコちゃんに叱られる」からの問題である。

「明日」は「あす」が正しいのか「あした」が正しいのかという問題である。

答えはこうである。
「あす」は、昔から「きょう」の次の日を意味(現在の明日の意味)している。
 一方、「あした」は「ゆうべ」に対する「朝」を意味していた。
一日の終わりが「ゆうべ」「日暮れ」というため、「あした」は、「きょうのゆうべ(日暮れ)の次の朝」ということになり、今の言葉でいうと「翌朝」のことになります。その後、「あした」は「朝」から「翌日の午前中」となり、さらに「翌日」へと意味が広がっていった。
 現在では「あした」は砕けた表現で、「あした」→「あす」→「みょうにち」の順に改まった表現になる。ただ、話し言葉では「あした」が主流で、書き言葉では「あす」が主となる。常用漢字の付表における熟語「明日」の読みは「あす」であり、「あした」はありません。これは「書き言葉」を意識したためといわれている。

うーん、そう言えば天気予報などではアナウンサーは必ず「あすの天気」と言っているような気がするなあ。

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