秋葉原の電気街南端に、神田川に架かる「万世橋」という橋がある。
神田駅から秋葉原まで徒歩で行くと秋葉原に入る直前に渡る橋だ。
「マンセイ」という何となく日本語らしくない音が、いつも気になっていたので、ここでチョイト調べてみることにした。
この橋は、1676年(延宝4年)に架けられた
筋違橋(すじかいばし)であり、徳川将軍が寛永寺に詣でる時に渡る橋で、現在の昌平橋と万世橋との中間ににあったのだそうだ。
すぐ南に筋違見附があり、橋はその見附の付属物であった。
1872年(明治5年)に筋違見附が取り壊され、翌1873年(明治6年)にその石材を再利用して、筋違橋の場所にアーチ二連の石造りの橋が完成した。
当時の東京都知事大久保忠寛が萬世橋
(よろずよばし)と命名したが、次第に
まんせいばしという音読みが一般化した。
ふーん、「よろずよばし」か。
言いにくいと言えば言いにくいなあ。
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