2018年6月8日金曜日

もっけの幸い

授業が早く終了したので、図書館で「あッと驚く仏教語」という本を借りてきた。

「もっけの幸い」
この言葉も仏教語から来ているという。
「もっけ」とは「勿怪」と書いて、妖怪や幽霊のことである。
では何故妖怪や幽霊が「幸い」と結びつくのだろう。
仏教語では「物」が「生き物」とかふつうの人を意味する、したがって「物」に「怪」がつくと、「怪しい生き物」、「ふつうでない人」となり、そこから「予想外」とか「あり得ない」という意味が生まれた。

つまり、「もっけの幸い」とは、「予想外の幸せ」の意となるのだ。

(写真は富士霊園にあった制作されたばかりの金太郎、霊園には子供向けの遊具が増設されていた。)


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