「ダサかっこいい」というワードが最近の日本の音楽シーンを賑わしているようだ。
関係記事を読むと、「計算され尽くされたダサさ! それがいい!」――DA PUMPの3年半ぶりとなるニューシングル「U.S.A.」が、「何事!?」「中毒性が高すぎる!」と話題を呼んでいる、とある。
DA PUMPというグループにもダンスにもあまり興味のないオジサンだが、その賑わいがチョイト気になったので、ユーチューブで早速チェックしてみた。
曲調は正に「ユーロビート」である。
ユーロビートとは、主にシンセサイザー等の電子楽器を多用した、4/4拍子で、BPM (テンポの単位、一分間の拍数のこと)が120〜160前後の速いテンポの楽曲。
1990年代後半ごろより、日本のダンスカルチャーである「Para Para」の構成要素の一つとして「ユーロビート」が海外に知られるようになった。また、同時期にアニメやゲームでユーロビートがフィーチャーされ、これの作品が海外に輸出されてヒットしたことで、ユーロビートは「日本文化の一部」として世界に再び受け入れられることとなったということだ。
去年、荻野目洋子が『ダンシング・ヒーロー』で再ヒットしたがあれもユーロビート。
あれにより「ダサいこと(もう何年も前に流行った音楽やダンス)を真面目にやることがかっこいい」という流れができたのだそうだ。
ふーん、オジサンには分かったところと、分からないところがあるなあ。
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