今日は古典の授業で、「むなし」という形容詞についてふれた。
この「むなし」、意味を多く持っており、日本人の、心の根底にある言葉ような気がする。
① 実質がない。中になにもない。
からである。
② 身体だけで中の魂がない。
死んでいる。
命がない。
③ 事実無根である。
事実がない。
④ 無益である。
あてどがない。
かいがない。
むだである。
⑤ 無常である。
はかない。
共通しているのは、いづれもあまり良い意味では使用されないことだ。
②の「死んでいる」などという意味は、「身無し(みなし)」が転じて「むなし」となったのであろうことが予想される。
やはり、日本人というのは昔から「ネガティブ」が人間が多かったのでしょうね。
さて、どうでもいい話だが、民放のワールドカップサッカー中継、デンマーク対オーストラリア戦の前に、どちらの国を応援しますかという視聴者に対するアンケートの結果を発表していた。
結果はデンマーク69%、オーストラリア31%。
ほんとうにどうでもいい話なんですけれどね。
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