2018年6月10日日曜日

コルトレーン絶頂期の音








土曜日の夕刊に、、ジョン・コルトレーン (ジャズサックスプレーヤー)のかつて録音した音源が発見されたという記事が載っていた。

彼が手にしているのは、テナーサックスであるが、ジャズのテナーサックス奏者には巨人と言われていた人物が二人いる。
一人はソニー・ロリンズであり、もう一人がこのジョン・コルトレーンだ。
日本の小説家で例えるなら(ワタシは国語教師故これで例えるのです)、森鴎外と夏目漱石のようなもの。
あまりにも偉大であり、今の時代をもってしても、なかなか超えられない二人なのである。

コルトレーンは進化の人であり、1959年のアルバム「ジャイアント・ステップ」から亡くなる1967年までに凄まじい変化をし、また最高の 演奏を残している。
とりわけ、1961年にレーベル(レコード会社)をインパルスに移籍してからの数年は、不動のカルテット(ピアノ マッコイ・タイナー、ベース ジミー・ギャルソン、ドラム エルヴィン・ジョーンズ)を率いて、縦横無尽の活躍したのである。(この発見でワタシが一番気になったのは、発見された音源は何年のものかということであった。)



さて、発見された音源は、何と1963年の3月6日であった。
おおー、ドンピシャではないか。
おまけに録音は、優れた録音で知られるヴァン・ゲルダー・スタジオですぞ。

まあ、よくぞこんな音源が残っていたものですなあ。





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