最近よく使用される言葉で「ニッチ」という言葉がある。
例えば、今日の朝刊のスポーツ欄には、かつてラグビー日本代表の監督であったエディ・ジョーンズが、「これからの日本代表はどうあるべきか。」の問いに対して語る部分がある。
「来年のサッカーワールドカップに人口わずか三十万人のアイスランドが出場を決めた。三十万人の小国が世界で最も人気があるサッカーで、出来たわけです。ニッチな競技であるラグビーにチャンスはあります。強くならないことの言い訳は、通じません。」
ここでは、ラグビーのことを「ニッチな競技」と言っているのだ。
では「ニッチ」とは何か。
もともとは、建築用語で、壁面を半円または方形にくぼめた部分であるという。
また、トンネル・橋などの脇に設けられた退避所。
さらに、生物学では生態的地位(ひとつの種が利用する、あるまとまった範囲の環境要因)、経済分野では隙間市場なのだそうだ。
まあ、大雑把には「隙間」や「適所」ということなのだろう。
ラグビーを「ニッチな競技」と言っているのは、感覚的には「マイナーな競技」と同じような気がする。
うーん、でも「隙間」「適所」で考えるとチョイト違うような気もするなあ。
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