朝刊の「折々のことば」というコラムに、作詞家の松本隆の小説「微熱少年」からの言葉が載っていた。
「誰だって人間に点数をつけようとすると、あんなつまらない顔になる。」
これは、あるバンドのオーディションを受ける仲間に付き添った「高校生のつぶやき」だという。
品定めをする人間の、一見優位に見える立場を皮肉った言葉だ。
なかなか身につまされる言葉であった。
この言葉、教えることを生業にしているわが身に置き換えて考えるとよく分かる。
ワタシは、どのようなツマラナイ顔で授業をしているのだろう。
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