朝刊のコラムに「人生百年時代にふさわしい腰をすえた政策を打ち出せるか、それともめっき加工の弥縫策で終わるか。」の記述があった。
「弥縫策」とは何ぞや。
「弥縫(びほう)」とは、失敗・欠点などをとりつくろって、一時的に間に合わせること。
「弥」とは、「充満する」で完全にする意、他にも全体をおおうとか、(ほころびを)縫い合わせる、極めるの意もある。
また、副詞では「ますます、さらに、いよいよ」の意。
受験生諸君、ここ国語の試験に出ます。
さて、最初のコラムは、現政権の「一億総活躍」とか「女性が輝く社会」といった目玉政策への批判であるが、「弥縫策」とは。
まあ、どこの国でも国の政策なんぞは、ほとんどが「弥縫策」なんだろうけれどね。
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