県立美術館で撮ってきた彫像である。
タイトルはシカとは覚えていないが、「接吻(せっぷん)」ではなかったかと思う。
さて、「接吻」という単語、「接」はおそらく「接触する、くっつける」という意味なんだろうが、「吻」はなんだろうと緩和辞典を引いてみた。
「吻」とは名詞で「唇」の意。
「くちびる」を「くっつける」のが「接吻」なのだ。
「唇」を「くっつける」先は、相手の口であろうと手であろうと、いろいろあることだろう。
うん、これは分かる。
しかしながら、動詞での「吻」は、「キスをして、喜びや愛情を示す」とある(漢和辞典にキスの文字があるのも何か変な感じはするが)。
うーん、なるほどと思ったが、待てよ「吻」を動詞で説明すると、「キス」をすることと、「愛情」を示すことの両方を表すのだ。
してみると、「接吻」とは「(口を)くっつけて、キスをして、喜びや愛情を示す」ことになる。
なにが言いたいかというと、「キス」は「喜びや愛情」がなくても良いが「接吻」は「喜びや愛情」が伴うものである、ということ。
「キス」よりも「接吻」の方が思いのです。
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