ボブ・ディラン、ノーベル文学賞受賞のニュースがあった。
フォークシンガーの受賞ということで、今日のニュースはどの局もほとんど漏らさず取り上げていたが、局によって、かなりトンチンカンな報道もなされていた。
一番トンチンカンなのは、ただ歌手であるということだけで有名歌手にインタビューをした局だ。
インタビューを受けた歌手にしてみれば、「素晴らしいですね。」としか言いようがない。
ボブ・ディランの何たるかを知らずに答えるわけだから、これはトンチンカンとなるに決まっている。
ただその中で、泉谷しげるのコメントだけは確かなものがあった。
泉谷しげる曰く、「違和感」。
何といってもボブ・ディランは、「ビートルズにドラッグを教えた反逆者」なのだから。
日本の歌手で、まちがいなくボブ・ディランの影響を受けていると思われるのは、吉田拓郎だろう。
拓郎はボブ・ディランについて言う。「ギター一本で自分の音楽を発表できることを知って人生変わった。ただし音楽スタイルやメロディーが好きで、イデオロギーに憧れたのではない。」
初期の「イメージの詩(うた)」などは、まさにボブ・ディランなのである。(是非、ユーチューブで観て欲しい。)
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