水曜日の「怒り新党」で斉藤齋藤という歌人の紹介をしていた。
斉藤齋藤とはなんじゃ?
最初の「斉」と、後の「斎」は異なる「さい」なのだよね、と思いつつ、その短歌を詠むと、これがぶっ飛んでいる。
「雨の県道あるいてゆけばなんでしょう ぶちまけられて これはのり弁」
何だか分からないが何か親近感がわくのである。
一体「のり弁」は、誰がどのようなシチュエーションでぶちまけたのだろう。
「のり弁」という弁当は、おそらく弁当の中で最も安価な弁当だろう。
落とし主は、なけなしのお金をはたいて「のり弁」を買ったのに、それをぶちまけてしまったのか。
実に気にかかるのである。
斉藤齋藤についてウィキペディアで調べてみた。
1972年生まれ、一浪して早稲田大学に進学したが、卒業後定職につかず、フリーターとなる。
2001年に図書館で読んだ小林恭一「短歌パラダイス」に出会い歌作を始める。
後「短歌人」に入り「新人賞」を受賞。
とある。
NHK教育テレビの「NHK短歌」に登場して注目を浴びたそうである。
うーん、今度一度じっくり読んでみよう。
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