2015年6月24日水曜日

井上有一という書家

夕刊に井上有一(1916ー1985)という書家のことが載っていた。
小中学校の教師として勤めるかたわら、創作活動をした。
彼のすごいところは、書壇も画壇も蹴飛ばし、常識を覆し、前衛書道も笑いとばす一匹狼の書家であると言われていることである。

有一は言う。
「筆法とか書法とかややこしいことは犬に食われてしまえ。」。
時には書き順も無視。
「貧」は下から書き出し、最後に上部を書いていったりもしたという。

兎も角、枠に填められることが大嫌いな人だったんだろうね。

0 件のコメント:

コメントを投稿