改元にあたり、天皇陛下が退位のご挨拶?をされたのであるが、内容が実にシンプルかつ天皇陛下のお人柄があらわれており、素晴らしいご挨拶であったように思う。
さて、昨日説明したように右の写真の石仏は江戸時代の天保年間に造られたであろう石仏であるが、ウィキペディアで検索してみると、天保の時代とはなかなか厳しい時代であったようだ。
天保年間には全国的な凶作による米価・物価高騰や天保の大飢饉、百姓一揆や都市への下層民流入による打ち壊しが起こっており、天保7年(1836年)には甲斐国における天保騒動や三河加茂一揆、翌天保8年には大坂での大塩平八郎の乱などの国内事情に加え、アヘン戦争やモリソン号事件など対外的事件も含め、幕政を揺るがす事件が発生していた。
甲斐国や三河は静岡県のすぐ隣なので、御殿場地方も凶作という点ではかなりの影響を受けたのでしょうね。
この石仏ができた理由もそのへんにあるような気がする。
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