2019年4月27日土曜日

少子化

テレビ番組「世界一受けたい授業」を観ていると、今日本で問題になっている、「少子化」の解決策についてふれていた。
日本の現在の出生率は、1.4だという。
これは危険な領域であり、この数字が2.0を越さないと日本の将来は危ないという。

この問題には若手の、古市憲寿という社会学者が解決策を提案していたのであるが、それは少子化の改善に成功したフランスの国策とも言うべきものであった。

答えは、実に簡なものであった。
「学校の授業料を無料にする」である。

こんな簡単なことで済むのなら、今すぐ実行できるだろうにと思ったのであるが、問題はそれを実行させる政治力であるようだ。
件(くだん)の社会学者がある政治家に提案したところ、「少子化を改善したところで、今の自分の票には結びつかないだろう」であったそうだ。

これでは「少子化問題」というよりも、「政治家問題」だろうね。



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