月曜テニスであった。
休憩中の会話に、「左ぎっちょ」という言葉が出てきた。
うん、そう言えば「左利き」の友達を指す時に、昔この言葉は使った記憶があるなあと思ったのであるが、はて「左ぎっちょ」の「ぎっちょ」って何だ?
その場でスマホにより、チョットだけ調べてみたのであるが、不明の部分が多かったのであらためてし
「左器用(ひだりきよう)」説
『大言海』は、「不器用」が「ぶきっちょう」に転じたと同じように、「左器用」が「ひだりぎっちょう」に転じたとする。日常的に口にしているうちに変化しそのまま書き言葉として通用するようになり、さらに文字化された。
また、1603~04年に長崎で発行された日本語-ポルトガル語辞書の『日葡辞書』に「ひだりぎっちょう」の項目があり、「卑語」と注記してある。(以上『新明解語源辞典』)
「毬杖(ぎっちょう)」説
「毬杖(ぎっちょう)」とは、木製の鞠(まり)を槌形(つちがた)の杖で打ち合う遊戯。また、その杖。新年を祝う行事として子供によって行われる。(『例解古語辞典[第3版](三省堂)』、『広辞苑 第5版(岩波書店)』)
どうもこの杖を持つ手が、左手であったようだ。
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