2018年7月1日日曜日

阿弥陀三尊

印野の三十三体仏であるが、正確に言うならば、三十三体仏プラス左の写真の「阿弥陀三尊像」を加えた三十四体仏となる。
この像だけは、左右に脇侍を持つ(左が観音菩薩、右が勢至菩薩)「如来像」である。
他の石仏は、千手観音とか聖観音などの「菩薩像」だ。

「如来像」は仏の悟った姿表す、それに対して「菩薩像」は、まだ修行中の仏姿を表すのだ。
つまり、「如来像」は「菩薩像」よりもワンランク上の仏像なのだ。
ちなみに、「如来」には「阿弥陀如来」とか「釈迦如来」とかのいろいろな「如来」様がおり、また「菩薩」にも「観音菩薩」とか「地蔵菩薩」などの「菩薩」様がいらっしゃる。

ここ光真寺でも「如来」の名にふさわしく、「石仏群の中央に位置してドンと構え、如何にも「ワタシが中心」といった姿で立っていらっしゃるのである。

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