左の写真は「如意輪観音」である。
「如意輪観音」の「如意(にょい)」とは、如意宝珠(チンターマニ)、輪とは法輪(チャクラ)の略である。
右手にかざした如意宝珠は、全ての願いを叶えるものであり、左手にかざしている法輪は、元来古代インドの武器であったチャクラムが転じて、煩悩を破壊する仏法の象徴となったものである。
「如意輪観音」は、如意宝珠三昧に住して意のままに説法し、六道の衆生の苦を抜き、世間・出世間の利益を与えることを本意とする観音なのだそうだ。
簡単に言うと、「如意」と「法輪」の力によって、衆生(しゅじょう=我々庶民)の願いを叶えてくれるアリガタイ観音様なのだ。
うーん、次に行った時には、もうちょっと熱心に拝んでくることにしよう。
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