西日本の豪雨で多くの方が犠牲になった。
中でも高齢者の犠牲が、特に多かったと聞く。
どこかのテレビ局のニュースの中で、ある被害にあった家のことを取り上げていたのだが、それは「うーん、これだな。」と妙に納得してしまうものであった。
被害を受けた家では、家が浸水してきた時に皆避難行動をとったのだが、一人だけその家の老人(老人と言っても、六十代もしくは七十代と思われる)が避難を拒否したのだ。
息子はガンコに拒否する父親を説得することができず、仕方なく一度は非難するが、気になってもう一度家にもどる。
そして、家に着いてから三十分もしないうちに、水嵩がさらまして危機一髪で父親を連れ出すことに成功したのであった。
父親は言う。
「まさか、こんなに早く水が上がってくるとは思わなかった。」
老人の頑固さと判断ミスが危機を招いたのである。
うーん、他人事とは思えませんなあ。
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