2018年7月7日土曜日

牽牛と織女

今日は七夕、考えてみると「七夕伝説」の牽牛と織女の話、何故牽牛と織女の逢瀬は一年に一度なのか、よく理解していなかった。
慌てて調べてみると、これはどうも中国の伝説から来ているらしい。

むかしむかし、天帝という神様が星空を支配していたころ、天の川の西の岸に、織女という天帝の娘が住んでおりました。織女は機織り(はたおり)がたいへん上手で、彼女の織った布は雲錦と呼ばれ、色も柄も美しく、丈夫で着心地も軽い、素晴らしいものでした。
一方、天の川の東の岸には、牛飼いの青年、牽牛が住んでおりました。牽牛は、毎日、天の川で牛を洗い、おいしい草を食べさせたりと、よく牛のめんどうをみる、働き者でした。
天帝は、くる日もくる日も、働いてばかりいる娘を心配して、娘の結婚相手をさがすことにしました。そして、天の川の向こう岸に住む牽牛をみつけると、2人を引き合わせました。
織女は、働き者の牽牛をたいへん気に入り、2人はめでたく夫婦となりました。
ところが、一緒に暮らすようになると、2人は朝から晩まで天の川のほとりでおしゃべりばかりをしています
織女が布を織らなくなってしまったため、機織り機にはホコリがつもり、天界にはいつになっても新しい布が届きません。また、牽牛が世話をしていた牛たちも、やせ細って、次々に倒れてしまいました。

業を煮やした天帝はとうとう、2人を引き離し、1年に1度、7月7日の夜だけ、天の川を渡って、会うことを許しました。

うーん、なるほど。
牽牛と織女はイチャイチャしすぎて離されたんだね。
天帝も勝手なものだ、自分でくっつけといて、あまりにも仲良しすぎるので次には思い切り離してしまうとは。

もっとも、かつての中国は儒教の色濃い国であったろうから、これは儒教的な説教かもしれんがね。

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