最近ブログネタに困窮していたのだが、それを知った新潟の友人が救いの手をさし伸べてくれた。
次に、友人からのメールの原文を紹介してみる。
ブログみたぞ!
俺が登場するぐらいだからネタに困っているだろうと親心でネタを提供する。
ほとんど「釈迦に説法」だが、方言のほうでネタになる。
「あったらもんだ」という新潟地方の方言がある。
そこに遭遇したときに俺はわからなかった。
初めて聞いたのが行きつけのスナックで、10歳年上の悪友がしゃべった。
<そのときの会話>
スナックのママ・・・「ボトルが無くなったので入れてくれる?」
悪友・・・「あったらもんだ!」
俺は新しいボトルを入れろという意味かと思ったら違った。
「もったいない(金が)」だった。
ここからが釈迦に説法なのだが、悲しいかな国語学を専攻した性で考えた。
昔、貴乃花が横綱になるときの有名な言葉「不惜身命」に関係があった。
反対語が「可借身命」。この「あたらしんみょう」の「あたら」が「あったらもんだ」だった。
「あたらし」「あらたし」の正しい用法が方言に残っていた。
以上チャンチャン。
「は」の字日記は、高校生の読者が多いので、ここで少し解説を。
特に受験生の三年生は、よーく見るべし。
新潟の友人のいう「あたらし」とは、重要古語で「惜し」と書く形容詞だ。
意味は、おしい・もったいない・残念である等。
意味的には「口惜し」と同じだよね。
うーん、やはり持つべきものは友だね。
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